ロビン・マッケンジー
1931年、ニュージランド・オークランド生まれ。
ワイララパ大学とニュージーランド理学療法大学を卒業後、1953年にウェリントンで脊椎を専門にした理学療法クリニックを開業。
1960年代に独自の診療方法であるマッケンジー法を開発。その効果が認められ、これまでに世界各地で講演と教育を行う。
1982年、マッケンジー法を正しく普及・発展させるために非営利団体の国際マッケンジー協会が理学療法士と医師により設立され、初代会長となる。
同年、「理学療法と健康福祉への優れた貢献」として、米国理学療法士協会から終身名誉会員、1983年には国際腰椎学会会員、1984年には米国腰椎学会研究員、1985年にはニュージーランド理学療法士協会名誉評議員、1987年にはニュージーランド徒手療法協会終身名誉会員、1990年にはイギリス理学療法士協会名誉評議員となる。
同じく1990年、エリザベス2世ご生誕記念の叙勲で大英帝国勲章を受章、2000年新年の叙勲では、エリザベス2世よりニュージーランド功労賞を受賞した。
2004年にはアメリカ理学療法士協会が行った調査で、整形理学療法の分野において、世界で最も影響力のある優れた臨床家に選ばれる。